12月7日~ 進捗状況
◆今週指摘された修正点
- 口パク
・同じ口素材が続いてしまっている。
→コマ送りで確認する際に確認もれが起きないよう集中する。
- 絵の切り替わり
・ピザ回しの演技で空中を回転しながら飛ぶピザ生地について。ピザが空中に投げられたときに早く回っているように見せるため、基本10FPSのアニメでピザの回転だけ15FPSにした。結果、移動の10FPSとピザの回転数15FPSとが合わさり、30FPSのように見えてしまった。
→FPSを統一する事。遅いFPSで合わせなければいけない場合は、素材自体を回転数が上がって見えるようなブラーをかけたり、残像の絵にするなどの工夫が必要。
・ピザ回しのピザ生地が空中で動き過ぎて目に留まらない。魅力的なシーンになっていない。
→横移動距離を小さくする。起用にピザ回しをするという見せ場のシーンなので、アニメーション12の原則の「ステージング」を意識する。
放物線を描き舞い上がる軌跡は物理的には正しいが、リミテッドアニメならではのフレーム間の省略を使って、違和感がないように放物線の軌道を省略し、空中での滞在時間が長くなるように工夫する。
※ちなみに12原則の「アピール」はキャラクタのデザインについて。
「ステージング」は”注目させたい部分をいかにして注目させるかを考えること”について。それぞれを分けて理解する事。
- 演技の間の取り方
・カミテに向いていた体の向きをシモテに変えたあとに腕を上げるシーンについて。
体の向きを変えた動きが止まらないまま腕を上げる動きに繋がっていて違和感がある。
→動きがだらっと流れないように気を付ける。1コマ分だけでも止めの絵を挟んで動きの間を作る。
- 演技
・セリフをしゃべり始めて少し遅れてから、体や腕が動き出している。
→同時に動き出すのが自然な演技。
・友達に質問したらとぼけた返事が返ってきて、汗がたらりと流れるシーン。汗しか動いていない。
→汗だけ流れて体が一切動いていないのは不自然。ごくごくわずかだけ体の演技を入れる。
・ピザ回しのピザ生地の空中での挙動
→手の上で回しているときの回転数と、空中に投げた時の回転数が同じで不自然。強く空中に投げた時の方が回転数が上がるのが自然。また、回転数が上がるので滞空時間も長くなるのが自然な挙動。
◆自主制作
現状ショートムービーを作る実力がないため、その練習として1シーンを作る事に。今週はその進行予定表を作成。来週は絵コンテを作成。
来週は新しい仕事も2つ始まるので忙しくなりそうです。