9月4週目 進捗状況
【映像進捗】
お師匠からセレンディピティだけではストーリーテーマではなく、設定の範疇だとアドバイスを頂く。
セレンディピティ=想定していない幸運とのめぐり逢いだとすると、それについての解釈がたくさんありえるとの事。
例えば、アクションを起こさないと幸運は起こりえないとか、セレンディピティは誰にも平等に起きるものだとか、セレンディピティなど無くて現実は厳しいものだとか、幸運とは人の解釈によって変わるので人によっては起こることも起こらないこともある・・・など。
どの解釈でも良いが、それについて深堀りし、反対意見などが出たときにもすべて反論できるぐらいまで意見を固める必要があるとの事。
自分のセレンディピティの定義は、「行動する」「洞察する」「発信する」になるのかなと思っている。
現実に、コカ・コーラやポストイット、電子レンジなど、研究者が目的に向かって研究を進める過程で意図しないアクシデントから新しいものを生み出した例が多くある。
これらの前例から、何かに向かって行動を起こす、目的が達成されないかもしれないが、不意に想定していないところから答えが見つかる事がある、これをストーリーの土台にしたいと考えている。
信じて努力すれば必ず夢はかなう、といった言葉はお花畑過ぎる気がして自分からは発信する事が出来ない。
でも、努力をしていたら夢はかなうかもしれないし、叶わなかったとしても別の幸運を見つける事ができるというメッセージなら、上記の発明の例などもあり、努力した人を裏切らないメッセージになるのかなと思っている。
がんばったらなんかわからんけどええ事あるよ、という世界であってほしいという自分の願望を一言で表すとセレンディピティになる。
裏を返すと、なにもアクションを起こさないと不意な幸運は訪れないよという事でもあるので、物語の中には幸運をただ待つキャラを出すのが対立、比較となり良いかもしれない。
【お仕事】
前回のお師匠のお手伝いが完成、チェック待ち。並行して次のお手伝いの作業を進めた。
次は10月から2週間ほどで、1話全部担当(17カット)。1話全部担当は初めて。時間が足りなくなることが予想されるので、現状勧めれる部分を前倒しで進めた。
来週から10月中旬まではこの1話全部に全集中。このシリーズに携わるのは最後、かつ全部担当なので悔いのないようにやりきりたい。