8月2週目 進捗

【映像制作について】

・1本がっつりより、細かいのを繰り返す方が身になると師匠のアドバイスもあり、 起承転結、喜怒哀楽などの複数の演技シーンを作り、最後にミックスし、予告・ティザー的な映像にし、それをポートフォリオにしようかと考えている。

・3DCGで制作するにあたり、一般的にアニメで3DCGを利用するメリットは何かと考えたとき、乗り物などに使われるケースが多い。
このため、ポートフォリオにも乗り物を使ったカットを入れようかと考えている。
(メインは人物のアニメーションなので、乗り物のモデリングにはコストはかけない)

・人物は作りかけていたモデルを流用する。

・製作コスト削減のため、簡単なデザインのキャラを採用する?
 (ベイマックス的な)

 

【インプット】

富野由悠季「映像の原則」を購入し、3~4割読み始める。現状理解度低し。実際に映像を制作しながら平行して読むことで理解が進む気がしている。

・映像がひどくても音声がついていると「つながり感」を感じれる。音は絶対的に流れのあるつながりをもったものであるから。

 逆にいうと音がつくことで映像の意味が変わることがあるため、音がない状態で良し悪しを判断できる鑑識眼を育てる必要がある。

 

・金ローのトトロでカットごとの上手~下手のキャラの動きの勉強。迷子になる、追いかける、目的地へむかうなど位置のベクトルで上手~下手を使い分けているのかと思っていたがそうではなく、時間の流れのベクトルで使い分けている事が分かった。

・時間は不可逆なので映像全編を通して上手~下手のベクトルで動かすのを基本と考えてよい。ぶつかったり、なにかに逆らう、時間を巻き戻すなどの演出の時だけ、下手~上手の流れにすると考えておくとよい。

・作中で窓や扉は大体上手に配置されていた。意図的に光を反射させる演出などがない限り、光のベクトルを考えると上手に配置するのが自然だからだと思われる。

  

【アウトプット】

・師匠のお手伝いが始まる。まず全体の素材を配置し、動きのイメージを確認し、担当9カットのそれぞれの難度を洗い出す。重たいものから着手。

・一番重たいと思われるカットに着手するも想像以上に苦戦中。取り掛かって2日くらいかかって完成度30%くらい。

 3人が絡むカットが初めてである事。10秒を超えるカットが初めてである事。素材のレイヤー分けや細かい修正が多い事などが原因と思われる。

 

【次週予定】

・師匠のお手伝いが想像より重いのでほぼそれにかかりきりになりそう。難しい分経験値が積めそう。隙間時間でポートフォリオ用の映像の方向性を詰めたい。それを受けて年間スケジュールも早めに固めたい。